2016年12月06日(火)

トリフのクリスマス

「トリフのクリスマス」
アンナ・カリー (著), 松波 史子 (翻訳)

作者のアンナカリーさんは、イギリスで生まれました。詳しい日常は分かりませんが、生活優先をモットーにして、お庭を綺麗にするガーデニングや旅行や彫刻などに勤しんでいる典型的なイギリス女性です。絵本作家になったのも、二人の娘さんが小学校に入ってからだそうです。ご自分の絵本の他にも沢山挿絵を描いていますので、どこかで見たことのある可愛らしい絵に、親しみを感じることでしょう。

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2016/12/06 23:50 | 子供の心になる本

2014年06月06日(金)

ぐりとぐらの1ねんかん

「ぐりとぐらの1ねんかん」
中川 李枝子 (著), 山脇 百合子 (イラスト)


「ぐりとぐら」シリーズは、1963年に初めて出版されているので、丸50年になる永遠の絵本の一つです。
どれをご紹介するべきか悩みましたが、毎日読めるこの絵本「ぐりとぐらの1ねんかん」にしました。他は有名すぎて、皆さんが良くご存じだという理由もあります。
これらの原画は全て、宮城県美術館に展示されているそうなので、東日本復興のお手伝いを兼ねて、旅行に行ってみたいと思います。

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2014/06/06 09:34 | 子供の心になる本

2013年10月05日(土)

おおきな おおきな木

「おおきなおおきな木」
よこた きよし (著), いもと ようこ (イラスト)

この本は挿絵の魅力で手にしたことがありませんか? いもとようこさんは、ふんわりとした色使いで、線を意識しない和紙の張り絵でできているような優しいイラストを描く方です。
いもとさんが挿絵を描かなかったら、作者の思いを受け止めるという絵本はできなかったと思います。

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2013/10/05 11:52 | 子供の心になる本

2013年03月31日(日)

花さき山

「花さき山」
斎藤 隆介(著)

みなさんは「花さき山」のお話を小学校で学びませんでしたか? 辛いのをしんぼうして、自分のことより 人のことを思って、 優しさと けなげさが・・・こんな言葉が出てくるので、敬遠した人もいるかもしれませんね。また、あやの気持ちと自分の気持ちが重なって、涙が出た人もいるでしょう。  私は春休みの今日、ある光景を目撃して、子供の心はいつだって、優しさがあふれていて、あったかいものだと感じました。大人が忘れがちな子供の心を思い出して、「子供の心になる本」として紹介したいと思います。

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2013/03/31 18:46 | 子供の心になる本

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