2012年11月10日(土)

ターシャテューダー クリスマスのまえのばん

「ターシャテューダー クリスマスのまえのばん」
クレメント・クラーク ムア (著), ターシャ テューダー (イラスト), 中村 妙子 (翻訳)

絵を描いているターシャ・チュターは、アメリカの絵本作家であり、開拓時代そのままの生き方をしていることで有名ですね。
なんと1915年ボストン生まれで、初代移民のチューダー家の一員です。その彼女の住んでいる家と庭は、自然あふれる
豊かさで知られ、本当に素晴らしいですよ。さてこの絵本は1980年に初版が出ていますが、サンタクロースは赤い洋服を
着ていないんです。
絵本に戻ります・・・すべてのページは、楕円形の窓枠の様な、クリスマスリースの様な形で出来ています。一ページごとにほのぼのとした、静かで素敵な絵が描かれていて、言葉が詩になって、深く静かに長い時間をかけて響いてくるようです・・・数年前に買った時には、絵ばかり見ていました。でも今は、絵と詩のハーモニィが伝わってくるので、もっと楽しめます・・・さてサンタさんは小柄な元気のいいおじいさんですよ。23ページのサンタさんと動物たちを見てくださいな、プレゼントを贈って幸せそうですね。光り輝いている様に描かれていて、苦労して自分の何かを贈るって、幸せな行為なんでしょうね。 あっ!サンタさんはイエス・キリストが生まれた時にプレゼントを持って訪れた博士たちに似ているって思いましたが、皆さんはこの絵本を手にした時どの様に感じますか?

2012/11/10 22:04 | 未分類

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