「はけたよはけたよ」
神沢 利子 (著), 西巻 茅子 (イラスト)
この絵本をご存じのお父さんはいらっしゃいますか? 1970年初版ですので、きっと楽しく読んだ記憶をお持ちの方が多いでしょう。挿絵はパステルカラーを使って、可愛いので、女の子にも自然に受け入れられるでしょう。 主人公のたつくんが、一人でパンツがはけないと、パンツをはかずに外に逃げてしまいます。誰だって苦手な事や失敗があるでしょう・・・皆さんはそんな時どうしますか?このたつくんは、どんどん逃げ出しました。苦手なパンツなんてはかなくてもいいんです!
さて皆さん、たつくんが出会った動物たちの可愛いシッポにご注目! 私たちにもシッポがお尻にあったら、どんな気持ちでしょうか? 私は猫を飼っていた時、自由に動くシッポを持っているネコがとても素敵に感じました。そのしっぽをさすっている時、幸せな気分でしたよ!・・・たつくんには、素敵なシッポが無くても、お母さんが作ってくれたズボンがあるからいいんです。 出来なかったり、失敗した時にどうするかが大切ですよ・・・と感じることが出来る絵本でした。